アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンは、次戦F1フランスGPで投入されるアップグレードによって再びポイント争いに戻れることを期待していると語る。キミ・ライコネンは、開幕4戦で入賞を果たしたが、それ以降、アルファロメオ・レーシングの戦闘力は低下。前戦カナダGPではQ1敗退を喫し、現在チームはコンストラクターズ選手権で9位に順位を落としている。
だが、アルファロメオ・レーシングは次戦F1フランスGPでアップグレードを投入。キミ・ライコネンは現在のスランプを抜け出せることを期待していると語る。「かなり難しい週末だった。十分なスピードがなかったし、クルマは完璧からは程遠い状態だった。いい感じで周回できたときもあれば、悪いときもあった。まったく一貫性がなかった」とキミ・ライコネンは Ilta-Sanomat にコメント。「12位や13位ならば、もうその順位やさらに下位であっても気にはならない。何も得られるものはないからね」「いい感じの周回もあったけど、その他の周回ではかなりのグリップが不足していたし、安定性がなかった」「大きく間違っているものはないけど、とにかく僕たちはスピードが欠けている」「次のレースではいくつか新しいものが導入されるので、前進できることを願っている。スピードに関してはトップ10に届くようなものではなかった」キミ・ライコネンは、アルファロメオ・レーシングはより細部にまで注意を払っていく必要があると語る。「いくつかのことを整理しなければならないと思う。様々なエリアでもっと良い仕事をして、プッシュし続ける必要がある。そして、新しいパーツを投入し、再び速いマシンにしなければならない」とキミ・ライコネンはコメント。「僕たちは全員がもっと速くするために取り組んるけど、前回のレースが楽な状況ではなかったことは確かだ」アルファロメオ・レーシンは、フェラーリの類似したフロントウイングを含めたマシンコンセプトでタイヤに苦労しており、それが主な原因だと考えられている。「みんなが同じタイヤを使っている。今後数レースで新しいパーツを得られるはずだし、それがポイント争いに戻るために役立ってくれることを願っている」関連:2019年 F1フランスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール