キミ・ライコネンが、F1イタリアGPへの意気込みとモンツァの印象を語った。キミ・ライコネン (フェラーリ)とても激しい一週間だね。バレンシアとスパでの2連戦を終え、カレンダーで今年最後のヨーロッパでのレースとなるモンツァにいる。ベルギーでは優勝したし、最後のレースでも表彰台に立ち続けたい。僕たちのファンの前でのレースなので、一年で最も重要なグランプリのひとつだし、彼らに満足を与えられたら素晴らしいだろう。
スパでの成功はチームにとって非常に重要だった。表彰台の一番上でみんなを見ることができたし、特にこのような厳しいシーズンでこの勝利が彼らにとってどれくらい意味のあるものかがわかった。久しぶりにフィンランドとイタリアの国歌を聞くのは素晴らしいことだったよ。シーズンの終わりまでそれを繰り返せたら最高だね。風になびく跳ね馬のフラッグを持ったファンの前でモンツァでレースをすることは最高の気分だ。イタリアではレースに勝ったことがないけど、モンツァでのレースはいつも楽しい。特別なプレッシャーはないけど、チームがここでどれくらい素晴らしいレースを望んでいるかはわかっている。トラックはシーズンで最も速いし、KERSはスパのように役に立つだろう。縁石をうまく使う必要があるし、それは昨年の僕たちのマシンの長所ではなかった。金曜日にどうなるか見てみるつもりだ。ジャンカルロ・フィジケラが新しいチームメイトになるけど、彼とはこれまでとても良い付き合いをしてきた。彼は最も熟練したドライバーの一人だし、僕たちはフェラーリがコンストラクターズ・チャンピオンシップで3位をキープできるように全力を尽くすつもりだ。今年はレースごとにパフォーマンスレベルが変わっていた。僕たちのようにマシンの開発をやめたチームもあれば、プレッシャーがかかっているチームもあるので、まだいくつかのゴールがある。ここ最近のレースを振り返れば、僕は最もポイントを獲得した(25ポイント)ドライバーなので、満足している。あのようなシーズンのスタートのあと、そうなると言っていた人はいるかい?難しい週末になるだろうけど、いつものように全力を尽くすことをファンに約束するよ。開催日程:2009年 F1 イタリアGP