キミ・ライコネンが2019年もフェラーリに残留することを求め、4万5000人以上のファンがインターネット上で嘆願書に署名している。キミ・ライコネンのファンは、Change.orgに『フェラーリはキミ・ライコネンをもう一年キープするべき!』とのキャンペーンを立ち上げて賛同を求め、フェラーリに働きかけている。
嘆願運動を立ち上げたクリスティ・ジョンは「キミはセバスチャンを上回るパフォーマンスを何度も見せており、そのことを証明する以上の走りをイタリアGPで見せた」と語り、キミ・ライコネンを交代させることは“正当化できない”と主張した。だが、このようなインターネット上の運動がフェラーリの方針に影響を及ぼすことはないかもしれない。F1イタリアGP後、すでにキミ・ライコネンはフェラーリの新会長ジョン・エルカンから電話で2019年に起用しない旨を伝えられており、まもなくシャルル・ルクレールの起用が正式発表されると報じられている。だが、最新の噂では、フェラーリはキミ・ライコネンを2019年も起用し、シャルル・ルクレールはフェラーリと合意したサラリーでもう一年ザウバーで走って経験を積みことになるとも言われている。現役F1ドライバーのなかで最年長のキミ・ライコネンは、今シーズンここまで好パフォーマンスを維持しており、F1イタリアGPでは今シーズン初となるポールポジションを獲得。レースでは2位でフィニッシュし、通算100回目となる表彰台を獲得している。