フェラーリが、2019年にキミ・ライコネンに代えてシャルル・ルクレールを起用するという噂が強まる中、ライコネンがザウバーに復帰すると報じられている。キミ・ライコネンは、2019年もフェラーリに残留するかどうかは“チーム次第”であると認めており、ザウバーでのデビューシーズンで目覚ましい活躍をみせるシャルル・ルクレールがすでに2020年までの契約を結んだとも報じられている。
F1オーストリアGPの週末には、フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長がその動きを早め、夏休み後にキミ・ライコネンとシャルル・ルクレールのシートを交換させようとしているとの噂が流れたが、ザウバーのチーム代表を務めるフレデリック・バスールがそれを否定していた。そんな中、今週、ザウバーの地元スイスの新聞 Blick が、キミ・ライコネンが17年前にF1キャリアをスタートさせたザウバーに復帰すると報じた。しかし、フェラーリ専門ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニは、フェラーリはキミ・ライコネンを継続してい起用すべきだと警告する。「25年以上にわたるなかでフェラーリの最高のデュオだ」とレオ・トゥッリーニはセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのコンビについて Sky Italia にコメント。「それにクルマはまだ開発中であり、チームは素晴らしいまとまりをみせている」現在、セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトンに18ポイント差をつけてチャンピオンシップをリードしているが、シーズン終了まで何が起こるかわからないと気を引き締める。「ルイスは強い」とセバスチャン・ベッテルは Bild にコメント。「それに僕たちはレッドブルを完全に忘れることはできない。僕にとって重要なのは、僕たちが絶えず発展していることだ。僕たちは発展している」今年はようやく5度目のタイトルを追加し、フェラーリのドライバーとしての初タイトルを獲得する年になると思うかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「わからない。そのような予測をするのは時期尚早だ」とコメント。「でも、僕たちは何かを過大評価するべきではないと思う。メルセデスが得意とするサーキットで勝っただけだからね」とセバスチャン・ベッテルはシルバーストンでのレースに言及。「僕たちが他よりも1秒速いという状況であれば違ってくるだろうけど、そうであない。仕事を終えるまでにはまだしばらくかかるだろう」