元F1ドライバーのマーティン・ブランドは、キミ・ライコネンのパフォーマンスレベルは限界に達しているとフェラーリのドライバーの現状を厳しく評価した。今季、キミ・ライコネンは予選で何度かフロントローに並ぶパフォーマンスを披露しているものの、レースペースではチームメイトのセバスチャン・ベッテルと比べて大きく劣っている。
マーティン・ブランドルは、2007年のワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは、今シーズンで引退を決断すべきだと語る。「フェラーリはキミのことを憂慮しなければならない」とマーティン・ブランドルは Sky Sports のコラムで語った。「彼がF1で最も人気のあるドライバーであることは私もわかっている。だが、予選でまたミスをして、日曜日にはチームメイトからほぼ30秒遅れでフィニッシュした」「彼らがどうするつもりなんだろう? 私の見解ではキミはもう終わった。彼はまだ時折スピードを見せているが、レースで必要とされる執拗なペースはもはや届けることはできていない」「彼はセブの効果的な援護射撃もできていない」「コンストラクターズ選手権に勝つことはフェラーリにとって特別に重要なことだ。彼らはファンのために市販車のダッシュボードにタイトルのリストを載せることができていない」「この時代に彼らがレッドブルやメルセデスに勝ちたければ、来年、ベッテルの隣にリカルドやルクレールが必要だ」「そして、ベッテルはそれに対処する必要がある」F1パドックの多くの見解と同じように、マーティン・ブランドルは、ルーキーのシャルル・ルクレールがザウバーで示している才能に感銘を受けており、フェラーリはキミ・ライコネンの後任をさらに探す必要はないと主張する。「彼は明らかにF1で才能を持っているドライバーだ。彼は完成されたパッケーッジだと思う。ハリー・ポッターのような彼のF1グリッドグラフィックの写真には驚かされたがね」とマーティン・ブランドルはコメント。「フェラーリは若手ドライバーを起用するリスクを冒さないことが多いが、世代間でガードは変化している」「フィールドは、フェルナンドとキミのグループ、グロージャンやヒュルケンベルグのミドルグループ、そして、今後飛躍する若手の3つのグループに分かれている。フェラーリはボロを出すことを望まない」
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