フェラーリによると、プレシーズンテストで試した“ハロー”頭部保護システムを試したキミ・ライコネンは視界に“問題なかった”と述べたという。キミ・ライコネンは、テスト3日目のインスタレーションラップ時にフェラーリ SF16-Hにデバイスを装着して走行を行った。フェラーリによると、デザインは独自の解釈に基づいた初期のプロトタイプであるが、予想される最終形に“かなり近い”という。
今回のデバイスは、視認性について意見をドライバーに募るための生み出されたされた暫定的なカーボンファイバー製のものであり、ドライバーの救出を容易にするためのヒンジはついていなかった。その結果、キミ・ライコネンは、ハローが装着された状態でコックピットに乗り込むのに苦労していた。フェラーリは、金曜日のテスト最終日にセバスチャン・ベッテルがハローが装着されたマシンを走らせるかどうかは決定していないという。FIAは引き続きコックピット保護について研究を続けるとしており、GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の協力を得て2017年の導入を目指す。最近のF1委員会で最終決定の期限は4月末まで延期されており、現在は2種類のコンセプトが検討されている。
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