キミ・ライコネンは、フェラーリのF1マシンでの問題を解決し、快適に感じるまでどれくらいかかるかはわからないと述べた。F1オーストラリアGPの週末、キミ・ライコネンはフェラーリ F14 Tのハンドリングに苦戦。特にブレーキングとコーナーへの進入に違和感を示していた。さらにレースではフロントタイヤにグレイニングが生じて問題は悪化。何度もタイヤをロックさせた。
フェラーリとライコネンは、クルマのハンドリングに影響しているエネルギー回生システムの改善に取り組んでいるが、キミ・ライコネンは、すぐに状況が良くなることはないだろうと認める。「どうしたいかはだいたいわかっている。でも、一晩で起こるようなものでもない」とキミ・ライコネンはコメント。「特定のパーツを生産したり、特定の方法を固めていくには時間がかかる」「望んでいるものを得られたからといって、問題が解決するとは約束できない」キミ・ライコネンは、2012年にロータスでF1復帰した際、パワーステアリングを自分好みのフィーリングを合わせるのに長い時間をかけた。「以前にもこのような状況があったけど、しばらくかかることがある」「残念ながら、今は最も楽な立場ではないけど、全てがどれくらい難しいかを調べ、それを取り除いている」「僕たちが成し遂げたいと思っている状況ではないけど、さらに悪くなる可能性もあった。僕たちはそこから良くなるだけだと確信している」フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、ふぇらーりはキミ・ライコネンを助けるためにあらゆる手を尽くしていると繰り返し述べ、次戦マレーシアGPまでに進歩を果たすことを期待している。「我々はキミがクルマで適切なバランスを見つけられる手助けをする必要がある。彼はそれに値する」とステファノ・ドメニカリはコメント。「今週末も改善はあったが、まだ我々が望んでいる位置にはきていない」「チームとして、彼のドライビングスタイルの助けになれるようにあらゆる手を尽くしていかなければならない。マレーシアではずっと良くなると確信している」
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