ロータスは、F1ベルギーGPでのキミ・ライコネンのブレーキのトラブルは、“捨てバイザー”がブレーキの冷却ダクトを塞いでいたことが原因だとみている。キミ・ライコネンは、スタートの数周後から左フロントから激しいブレーキダストが出ており、26周目にガレージ内でマシンを降りた。ロータスは、15周目のキミ・ライコネンの1回目のタイヤ交換の際に、ブレーキの冷却ダクトを塞いでいる捨てバイザーを発見。
その場で取り除いたものの、その時点ですでにブレーキが高温になり過ぎており、それ以降の冷却に支障が出たようだ。レース後に行った調査でも、ブレーキにはその他の異常は発見されておらず、ロータスとしては捨てバイザーをトラブルの原因として考えているようだ。キミ・ライコネンは、今回のリタイアにより、27戦で続いていた連続入賞記録が途絶えた。