キミ・ライコネンは、ロータスが導入した新しいシミュレーターがほとんど役に立たないと考えている。ロータスは、ライバルの設備に近づけるために投資を行い、エンストンに新しいシミュレーターを導入。アメリカGP前にロマン・グロージャンによって初めて使用された。ロマン・グロージャンは“サーキットでテストをする時間がないものをテストする”ために役立つことを期待していると述べていた。
しかし、実際のサーキットで作業を行うことを好むキミ・ライコネンは、シミュレーターにはそれほど関心がないようだ。「僕はこのようなものの大ファンだったことはないし、サーキットでの実際のドライビングに迫ることは決してない」とキミ・ライコネンはコメント。「サーキットを学ぶためとか、そのような部分では多くのことができるだろうけど、それによって状況はあまり変わらないと思う」キミ・ライコネンは、2013年もロータスが成功を収めるには、今季のようにチームが一丸となって仕事を継続することが重要だと述べた。「全体でのゲームだ。多くの人が関わっているし、一人でやることはできない」「とにかくチームワークだし、みんなが同じことをして自分たちにできるベストを尽くす。チームにはいい雰囲気があると思う」