キミ・ライコネンは、2009年末にフェラーリとの契約が解消されたときはほっとしたと認めた。フェラーリ移籍初年度の2007年にワールドチャンピオンを獲得したキミ・ライコネンは、2010年まで契約を結んでいたが、フェルナンド・アロンソとサンタンデールの加入のために1年早く契約を解消。F1を離れたキミ・ライコネンは、その後の2年間でWRCとNASCARに参戦。今年ロータスでF1復帰した。
現在、キミ・ライコネンは、ドライバーズ選手権で3位につけており、F1アブダビGPでは復帰後初となる通算19勝目を挙げた。キミ・ライコネンは、2013年までロータスとの契約を延長している。フェラーリ時代を思い出すよう質問されたキミ・ライコネンは「良くも悪くもないよ。チームとタイトルを獲得できたし、楽しいときもあった。あそこで過ごした3年間には満足している」とコメント。「寂しくはなかったし、僕にとってあそこを離れることは安堵だった。状況はもっと良くなったかもしれないけど、過去のことだし、覆すことはできない」「どこかで働いていて、関係がうまくいっていないときは、長くは持たないものだ」キミ・ライコネンが、ロータスでは対照的に仕事を楽しんでいると述べた。「最初から気分はよかったね」とキミ・ライコネンはコメント。「みんな一生懸命に、そして穏やかに働いているけど、彼らは勝利を望んでいるし、政治よりも競技面と技術面の方が重要視されている」関連:ロータス、キミ・ライコネンの2013年の残留を発表