キミ・ライコネンが、F1カナダGPを前にピレリタイヤについて語った。「モントリオールは、ラップ中にグリップレベルが大きく変化する難しいサーキットだ」とキミ・ライコネンは語る。「異なる路面のタイプがいくつか存在するため、適切なセットアップが必要だし、全ての路面上でのタイヤの動作を把握しておく必要がある」
「カナダでは、気象条件と温度の幅が非常に広範囲であることを見てきたので、路面とタイヤ温度は、今シーズンの興味深いチャレンジになりそうだ」「高速コーナーは存在しないので、タイヤは主に、ブレーキング時とトラクション要求時の負荷が高くなる。ブレーキング時にフラットスポットを作らないように気をつけなければならない」デグラデーションの激しさにより、今年のピレリタイヤには批判の声も聞かれるが、キミ・ライコネンは今年のピレリタイヤを気に入っていると語る。「今年のピレリタイヤは、僕にとっては素晴らしい。エンジニアとともに戦略を組み立て、ベストな選択をするつもりだ」「バーレーンのように上手くいったこともあるし、上海のように上手くいかなかったこともある。中国での決勝後とバーレーンでの予選後、僕たちのことを馬鹿にし始めた人もいるだろう。でも、僕たちは自分たちが取った行動を決勝で示すことができた。中国のことはもう魚割ったことだし、僕たちの戦略が正しかったことを証明できた。レースでは誰もが経験することだけどね」