レーシング・ポイントF1チームのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、“ピンク・メルセデス”と称される新車RP20への苦情はフラストレーションから生まれたものであり、他チームは2020年にむけて「積極的に立ち向かおうとしていない」と付け加えた。いくつかのチームは、昨年タイトルを獲得したメルセデスW10に酷似したRP20に批判的だが、アンディ・グリーンは、セルジオ・ペレスがプレシーズンテストでのチームのベストタイムを記録したことを例に挙げ、チームの設計アプローチを擁護した。
「他のチームからの苦情は、一部のチームが本来すべきほど良い仕事をしていないかもしれないという事実に要約されると思う。おそらく我々はそれを見ているのだと思う」とアンディ・グローンはコメント。「我々はライバルほどの資金がないなかで2016年と2017年にフォース・インディアとして2年間4位で終えたチームだ。我々は本当にその日暮らしだった。そして、我々はマクラーレンのようなチームを倒してチャンピオンシップで4位になった。それはほとんど何もせずにできたことだ」「そのようなチームにお金とリソースを投入し、それが改善されないだろうという考える人々は単純に世間知らずだ。そして、私は彼らが積極的に立ち向かおうとしていないと思う」「そうすると彼らの欲求不満の多くは内向きになっていると思う。『やばい、我々はあまり良い仕事をしていない』とね。外から見ていたらそう考えるだろう。我々の部署を見れば『やろうぜ!一体何をやっているだ?』と頑張っている」以前フォース・インディアとして知られていたチームは、ローレンス・ストロールの買収後、2018年と2019年を7位で終えた。だが、2020年にむけて新しいオーナーからの資金が投入され、チームはメルセデスの設計アプローチを採用できるようになったと語る。「それは私たちが非常に長い間やりたいことだったが、予算がなかった。それをすることは私たちにとって100%自然なことだ」「人々が我々について話していること、我々について不平を言っているのは励みになる。それは、我々が良いことをしているという良い兆候だからね。集団の一番下にれば、誰も我々がやったことに言及はしないだろうからね」
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