レーシング・ポイントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールがアストンマーティンを買収してリブランディグした場合、2021年からホンダのF1エンジンを搭載する可能性があると報じられている。昨年から株価で下落しているアストンマーティンの買収にカナダの大富豪であるローレンス・ストロールが関心を示していると報じられており、Bloomberg はストロールが2億ポンド(約285億円)の出資を打診してアストンマーティンと詳細な議論を進めていると報じている。
ローレンス・ストロールは、中国の浙江吉利控股集団と共同でアストンマーティンを運営するとも噂されている。アストンマーティンへのローレンス・ストロールの大規模な投資は、レーシングポイントとホンダF1の関係に利益をもたらすことになっても驚きではない。アストンマーティンは、レッドブルのタイトルスポンサーを務め、ハイパーカーのヴァルキリーを共同開発するなど密接な開発を築いている。また、レーシングポイントは現時点で2021年以降のエンジン契約をまだ確保できていない。現在のサプライヤーであるメルセデスは2021年からマクラーレンへの供給をスタートさせる。ホンダF1は、2019年にレッドブルとのパートナーシップを開始してF1エンジンで大幅な進歩を果たし、レッドブル・ホンダ2020年はF1ワールドチャンピオン獲得を目指している。現時点でホンダは2021年までしかF1継続をコミットしていない。