2023年F1第18戦カタールGPのスプリントで11位以降だったドライバーのコメント。オープニングラップのリアム・ローソン(アルファタウリ)のリタイアに始まり、3回のセーフティカー、5台のリタイアと19周のスプリントレースは混乱したレースとなった。スプリントでは8位以内にポイントが与えられる。
11位:角田裕毅(アルファタウリ)「今日は一筋縄にはいきませんでしたが、スプリントらしい日でした。スプリント予選(SQ)1中のトラックリミット違反と無線について、チームには申し訳ないと思っています。スプリント・シュートアウトでは十分にパフォーマンスを発揮できず、とても残念でした。スプリントについては、特に1周目は風の影響が強くて難しかったですが、データ収集のため、安全に走りきることに集中しました。明日に向けて、多くのことを学べました。明日はポイント圏内に近い位置からスタートできるので、気持ちを切り替え、全力を尽くせるように務めます。トラックリミットには気をつけなくてはいけないし、タイヤのマネジメントも大きな課題になりそうですが、できる限り力を尽くし、ポイント獲得を狙います」12位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「面白いスプリントだった。予選とシュートアウトを終えて新品のソフトタイヤが残っていなかったので、ユーズドのセットで出走したけど、マネジメントの点で少し困難だった。今日はミディアムコンパウンドが強かったようだし、スプリントですでに使ってしまったライバルたちよりも1セット多いので、明日のレースではアドバンテージになるだろう。ソフトコンパウンドをうまく使えば、いいレースができるだろうし、面白いレースになるはずだ」13位:ケビン・マグヌッセン(ハース)「3回目のセーフティカーでソフトタイヤに履き替えたのはいい選択だったと思う。ソフトタイヤはグリップが高くて満足していたし、楽しみにしていたし、僕の前の2台もそうしていた。僕はグリップを感じていたし、彼らがポジションを上げるだろうからそれについて行こうと思っていたので、それほど心配はしていなかったけど、彼らはそうしなかったから、彼らと戦ってオーバーテイクしなければならなかった。そこで立ち往生してしまったけれど、僕たちはそれをやり遂げた。追い抜くことができたんだから、それでいいと思う」14位:周冠宇(アルファロメオ)「僕らにとっては忙しいレースだったし、多くのアクションがあった。グリップはほとんどなかったけど、ミディアムでのペースはかなり良かったし、ランス(ストロール)に迫っていた。最後のセーフティカーが出たとき、僕たちはソフトのサイコロを振ってバルテリと作戦を分けようとしたけど、ソフトのデグラデーションがひどすぎてうまくいかなかった。全体として、明日に向けて多くのことを学んだ。20番手からのスタートは難しいけれど、前進あるのみだ。やるべきことは分かっている。オーバーテイクは簡単ではない。DRSが機能していればなおさらだ。でも、クリーンエアを得ることができれば、いいペースで挽回できるはずだ」15位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日はタフなスプリントレースだった。気温が非常に高く、コース上ではタイヤのデグラデーションがひどかった。序盤の数ラップはかなり良くて、その間にバルテリ(ボッタス)をパスすることができたけど、その後はグリップがすぐに落ちてしまって、それ以上前進することができなかった。3回目のセーフティカー中にボックス走行を選択し、中古のソフトを履いたけど、周回数が足りなかったし、(角田)裕毅が懸命にディフェンスしていた。明日のレースにむけてより多くのデータがあるるので、今夜それを見直して何が可能か考えたい」DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)「ミディアムタイヤを履いていて、レースは僕たちのものだったと思うので残念だ。終盤はご覧の通り、ソフト勢はみんな意欲的で、かなり苦戦していた、僕たちはいいポジションにいた。オコンが苦戦し始めていたので、それで彼を攻めることができた。ペレスは後方から追い上げてきて、とても速かったから、どうにか混戦に持ち込んできた。 オコンはおそらく、僕の反対側にクルマがいて、もうスペースがないことを知らなかったか、見えなかったんだと思う。今日は何ポイントか獲得できる日だったので、とても残念だ。今日はチャンスだったので悔しい」DNF:エステバン・オコン(アルピーヌ)「まずはマックス(フェルスタッペン)のタイトルを祝福したい。今シーズンの彼の活躍は素晴らしいものだったし、それにふさわしいものだ。彼が成し遂げてきたことは僕たちみんなにとって刺激になるし、ここ何年も彼とレースができたことを光栄に思う。僕たちのほうは、良いスタートを切り、レース序盤の数ラップで好バトルを展開し、3つポジションを上げることができた。その後、ソフトタイヤのデグラデーションが激しくなって徐々に順位を落とし、ターン2でセルジオ(ペレス)とニコ(ヒュルケンベルグ)とサイド・バイ・サイドになったところでレースは早々に終わってしまった。右リアタイヤが接触してグラベルに落ちてしまった。不運なレーシングインシデントだった。明日のグランプリでは貴重なポイントを獲得したい」DNF:セルジオ・ペレス(レッドブル)「まず、フェルスタッペンは本当によくやったと思う。彼は数々の偉業を成し遂げ、努力してこの結果を勝ち取った。チームとして一緒にこの瞬間を迎えることができ、本当にうれしい。今年のすばらしい活躍は、歴史に残るに違いない。別次元の走りだ。彼の傑出した活躍は、すべての称賛に値する。一方で、私にとっては厳しいレースとなった。不運にもタイミングが悪く、避けられない状況で巻き込まれ、マシンにダメージを負ってしまった。ポイント獲得ができる走りだったので、とても悔しい。明日はできる限り、強さを取り戻せるように最善を尽くす」DNF:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)「エントリーの縁石からターンインしたときにあまりに多くを求めすぎてリアが軽くなってしまった。愚かなミスだけど、週末を通していい走りができているのはポジティブなことだ。ペースも良かったし、それを明日につなげていいグランプリにしたい。だから、それがプランであり、グリッドのもっと良いスタートポジションで次のレースに臨めることを楽しみにしている」DNF:リアム・ローソン...
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