ポルシェは2017年のポルシェ モータースポーツ活動を締めくくるパーティー、「ナイト・オブ・チャンピオンズ」をヴァイザッハのポルシェR&Dセンターで開催。パーティーでは、今シーズンに世界中のレースで活躍したチームとドライバー業績を讃えるとともに、2018シーズンにおける世界的なGTプログラムの拡大を発表した。
過去最大規模のワークスGTチームでル・マンへ出場ポルシェは、第86回ル・マン24時間レースにおいて4台のワークスカーによるエントリーを計画している。FIA WECとIMSAウェザーテックスポーツカー選手権にそれぞれ参戦する2つのポルシェGTワークスチームはヴァイザッハ生まれの最大出力510PSを誇る911RSRでル・マンに出場する。ポルシェ911 RSRの 91号車はジャンマリア・ブルーニ/リヒャルト・リーツ/フレデリック・マコヴィッキ組、92号車はケヴィン・エストル/ミカエル・クリステンセン/ローレンス・ヴァンスール組、93号車はパトリック・ピレ/ニック・タンディ/アール・バンバー組、94号車はティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ/スヴェン・ミューラー組がそれぞれコックピットをシェアする。バンバー、ベルンハルト、デュマ、タンディの計4名のル・マン覇者を擁するポルシェ GTワークスチームから参戦する。ポルシェは2018年に再び世界選手権に出場2018/2019年シーズンに、ポルシェは再びFIA世界耐久選手権(WEC)のGTE-ProクラスにポルシェGTワークスチームを送り出す。ポルシェ911 RSR 91号車はジャンマリア・ブルーニ/リヒャルト・リーツ組、92号車はケヴィン・エストル/ミカエル・クリステンセン組がステアリングを握る。GTE-Amクラスでは、2017年モデルの911 RSRを駆る多数のカスタマーチームがグリッドにつく。WEC、ル・マン24時間レース、およびヨーロピアン・ル・マン・シリーズのために、ポルシェは合計7台の911 RSRをカスタマーチームへ販売した。米国でのモータースポーツへ強力な体制で参戦IMSAウェザーテックスポーツカー選手権で最も成功を収めたドライバーペアの中の一組が2018年にも再びチームを組む。2015年の選手権獲得時と同じニック・タンディ/パトリック・ピレ組が911 RSR 911号車のステアリングを握る。912号車は、2度のル・マン覇者であるアール・バンバーと、インターコンチネンタルGTチャレンジとブランパンGTシリーズチャンピオン、ローレンス・ヴァンスールからなるワールドクラスのペアを結成する。カスタマースポーツレーシングカー、911 GT3 Rのアップグレード成功を収めた911 GT3 Rカスタマーレーシングモデルは、2018年GT3シーズンのためにアップグレードされている。2016年と2017年の全モデルのアップデートに使用可能なパーツキットには、特にサーマルマネジメントを最適化する新しいフロントリッドと空力バランスを改善するサイドフリックが含まれる。世界的なGT3スポーツへの堅実な関与インターコンチネンタルGTチャレンジの各ラウンドにおいて、ポルシェは1組以上の911 GT3 Rでプロクラスに参戦するローカルチームをサポートする。ワークスドライバーのディルク・ヴェルナー、ロマン・デュマ、フレデリック・マコヴィッキは全レースに出場してドライバーズチャンピオンを目指す。ブランパンGTシリーズ耐久カップでも、この3名が911 GT3 Rをシェアし、全レースでマンタイレーシングから出場する。ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、ピレリ・ワールドチャレンジ、日本のスーパーGTシリーズ、IMSAウェザーテックスポーツカー選手権(GTDクラス)、およびニュルブルクリンク長距離選手権など、その他多数の国際および国内GTシリーズにおいても、ポルシェのエンジニアとドライバーがカスタマーチームをサポートする。世界チャンピオンのティモ・ベルンハルトがADAC GT マスターズに出場FIA WEC現世界チャンピオンでル・マン覇者のティモ・ベルンハルトは、2018年シーズンにGTレースに復帰する。自分が所有するチーム75ベルンハルトからケヴィン・エストルとともにADAC GTマスターズにエントリーする。9台の911 GT3 Rがニュルブルクリンク24時間レースに出場9台のポルシェ911 GT3 RがニュルブルクリンクのADAC 24時間レースにラインナップされる予定。5台はプロクラスのカスタマーチーム、4台はアマチュアクラスから出場する。マンタイレーシングはファクトリードライバーがステアリングを握る2台で出場する。ポルシェ911 GT3 Rの 911号車がアール・バンバー/ローレンス・ヴァンスール/ケヴィン・エストル/パトリック・ピレ組、912号車がロマン・デュマ/リヒャルト・リーツ/フレデリック・マコヴィッキ/ニック・タンディ組です。総勢13名のポルシェ ワークスドライバーと4名のヤングプロフェッショナルが5月12日と13日に開催されるニュルブルクリンクのADAC 24時間レースに参戦する。若手育成プログラムをさらに拡張2018シーズンには、総勢4名の若いトップパイロットがポルシェ ヤングプロフェッショナルとして世界中のレースに出場する。デニス・オルセンとマット・キャンベルは、ポルシェ ワンメイクカップシリーズの成功によって次の段階へと進む。マッテオ・カイローリとマシュー・ジャミネも、ヤングプロフェッショナルとして、初シーズンとなった2017年の圧倒的なパフォーマンスによって引き続き2018年もサポートを受けることが決まっている。この実績ある支援計画に、来年初めてポルシェ セレクテッド ドライバーが追加される。ポルシェは、これらのパイロットに、体力テストを含むトレーニングも提供する。この支援プログラム初のドライバーとして選抜されたのがクリスティーナ・ニールセン(デンマーク)です。2018年に初めて開催されるドイツE-カート選手権(DEKM)の覇者も、ポルシェ ユース育成プログラムの多数のトレーニングプログラムを受けることができる。ポルシェ モータースポーツは、革新的で特に費用効率の良いDEKMと最初のレースから提携する。最高速度130km/hに達するカートは、条件を公平にし、コストの上昇を防ぐため、集中管理される。911 GT3 Cupが新記録を達成2017年シーズンのポルシェ・モービル1スーパーカップ、カレラカップ ドイツ、カレラカップ ノースアメリカの3シリーズにおいてデビューを飾ったニュー911 GT3 Cup(485PS)は、2018年にポルシェ カレラカップ ジャパンなど世界中で開催される21のポルシェ ワンメイクカップシリーズの大半で使用される。2018年の春までに、合計339...
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