レッドブル・ホンダ、ハース、アストンマーティンの3チームが、2日間にわたってシルバーストンで行われたピレリの18インチタイヤのテストを完了された。F1チームが根本的に再設計された2022年F1マシンへの開発を強化し続けるなか、F1公式タイヤサプライターのピレリは、それらのマシンに適合する18インチのタイヤ構造の開発に熱心に取り組んでいる。
F1イギリスGP終了後には3チームがシルバーストンに残り、ピレリのタイヤテストに参加した。初日となった7月20日(火)にはレッドブル・ホンダのテスト兼リザーブドライバーのアレクサンダー・アルボンにとってテストが開始された。ハースはニキータ・マゼピン、アストンマーティンはセバスチャン・ベッテルがコースに出た。ハースF1にとって18インチタイヤのテストは最初のセッションとなった。ニキータ・マゼピンとセバスチャン・ベッテルも111周を走破。アレクサンダー・アルボンの合計周回数は定かではないが、午前中の時点で78周を走り込んでいたことが報告されている。2日目はハースがミック・シューマッハ、アストンマーティンがランス・ストロールがテストを担当。ストロールは124周、シューマッハは112周を走ってシルバーストンを後にした。ピレリは、2021年に30日間のテストが割り当てられており、さらに3つのセッションが予定されている。F1ハンガリーGP後の8月3日にはメルセデスとマクラーレン、8月4日にはマクラーレンとフェラーリがプロトタイプのスリックタイヤをテストする。その後、9月15日から16日に2日間でアルピーヌがマニクールでウェットコンパウンドをテストする。