ピレリは、2019年 F1アメリカGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでのレースのコンパウンドとしてC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドを選択している。
上位3列では6番グリッドのアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)を除く5名がミディアムタイヤでスタート。フリー走行でグレニングが多く見られたソフトタイヤで予選Q3に進出した他のドライバーは、タイヤを自由に選択できる11番手以降がおそらく硬い方のタイヤを選択することから苦戦を強いられることが予想される。ピレリによるとF1アメリカGPでの最速のタイヤ戦略はソフト-ミディアムとつなぐ1ストップ。20~25周目でのピットストップが予想されている。2番目に最速の戦略はソフト-ハードとつなぐ1ストップで、その場合は24~27周目でのピットストップを予想している。マリオ・イゾラ(ピレリ カーレシング責任者) 「グランプリは今日より3時間早く始められるため、珍しく予選のコンディションとレースのコンディションが同じではなかった。今日の暖かいコンディションの方がタイヤレンジには合っていたようで、その結果としてトラックの最速タイムが更新されている。ラバーが乗ることによって、大きな路面の進化も見られた。戦術バトルはすでに始まっており、メルセデス、フェラーリとレッドブルのマックス・フェルスタッペンは速い方のソフトではなく、ミディアムタイヤでレースをスタートすることを選んだ。これにより、明日の最初の数ラップは面白くなるだろう。理論上、最速のレース戦略はソフトとミディアムを使う1ストップだが、違いはそれごど大きくない。最後に、今日はここアメリカでマリオ・アンドレッティ氏にポール賞のプレゼンテーターを務めてもらえて大変光栄だった。彼は我々のスポーツの真のレジェンドだ」
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