ピレリは、2019年 F1ハンガリーGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリはハンガリーGPにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドを配分。決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用されなければならない。
上位3列のレッドブル・ホンダ、メルセデス、フェラーリの6台は全マシンがミディアムタイヤでスタートする。ピレリによると、F1ハンガリーGPでの最速の戦略はソフト‐ミディアムと繋ぐ1ストッパー。24~30周をタイヤ交換のタイミングとしている。2番目に最速の戦略はミディアム‐ハードとつなぐ1ストッパーでこの場合は30~35周をタイヤ交換のタイミングと推定している。マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者) 「今年のハンガロリンクではすでに何度も桁外れのスピードを目にしており、FP3の時点ですでに最速タイムは塗り替えられていた。このベンチマークが予選でさらに更新されることとなり、ミディアムとソフトのタイヤともタイムが向上している。柔軟性の観点から、レースをスタートする最適なタイヤはミディアムであり、だからこそトップ3チームがすべてそれを選んだ。とはいえ、これまでに見られたすべての兆候は上位勢のペースが非常に拮抗していることを示しているため、予測不能なグランプリになるだろう。オーバーテイクの難しさを考えれば、レースではスタートとピットストップの戦略が特に重要になるだろう。天候も疑問符がついており、これまでよりもはるかに高い気温になれば、戦略に影響する可能性がある。初めとなるF1ポールを見事に獲得したマックス・フェルスタッペンを祝福したい」
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