ピレリは、2019年 F1ドイツGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリはドイツGPにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドを配分。決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用されなければならない。
上位2列ではメルセデス勢がミディアム、レッドブル・ホンダ勢がソフトでのスタートと戦略が分れた。ピレリによると、F1イギリスGPでの最速の戦略はミディアム‐ハードと繋ぐ1ストッパー。24~29周をタイヤ交換のタイミングとしている。2番目に最速の戦略はソフト‐ハードと繋ぐ1ストッパー。この場合は18~22周目をタイヤ交換のタイミングと推定している。しかし、決勝では雨が予報されており、今シーズン初のウェットレースとなった場合にはどのような展開になるかは未知となる。マリオ・イゾラ(カーレーシング責任者) 「特に雨が降った場合、ドイツGPの鍵は戦略ということになりそうだ。今週末は一度も雨の中で走行しておらず、今シーズンは誰もレース週末で本格的に雨天用タイヤを使っていないため、その場合は変化する状況への反応が決め手となるだろう。レースを前にして変数はすでにたくさんある。上位数名のトラブル、予選で分かれた戦略など、レース展開を正確に予想するのは難しい。2台のメルセデスは理論上最も有利なタイヤでスタートし、その間でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがソフトでスタートする。だが、昨年のホッケンハイムはこのレースがいかに予測不可能かを我々に示している」
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