ピレリは、2019年F1タイヤがメルセデスのマシンにしか適していないとする主張に反論した。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今年のトレッドの薄いタイヤを“メルセデス・タイヤ”と呼び、「残念ながら、我々の飲料缶にはタイヤが付いていない」と皮肉った。
ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは「我々がメルセデスのためにタイヤを作っているなど完全に筋違いだ」と Tuttosport にコメント。「FIA、FOM、チーム、そして、ドライバーがこのタイヤの承諾に関与していた。去年、我々はブリスターに非常に苦しみ、ドライバーはタイヤのオーバーヒートに不満を言っていたので、我々は改善に努めた」「新しいタイヤは2018年型タイヤと比較できるようにアブダビでテストされた。バルセロナテストにも同じコンパウンドを持ち込んだが、誰も不満など言っていなかった」「メルセデスは非常に強力なクルマを設計したので勝っている。このタイヤはより多くのエネルギーを必要としているし、速いクルマを持っていれば、より容易に使いこなすことができる」それでも、マリオ・イゾラはタイヤを変更する可能性はあると語る。「そうだね。だが、10チーム中7チーム、もしくはFIAがそれを要求する必要がある。リクエストは受け取っていない」とマリオ・イゾラは語った。
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