2018年 F1世界選手権 第10戦 イギリスGPでの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式サプライヤーのピレリが発表した。F1イギリスGPは、7月6日(金)~8日(日)にシルバーストン・サーキットで開催される。ピレリは、高速のシルバーストンに今シーズン初めてハードタイヤ(アイスブルー)を投入。ミディアム(白)とソフト(黄)という硬いレンジの3種類のコンパウンドが選択されている。
チームはレースでハードとミディアムのいずれか1セットを使用されなければならず、ソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。トップ3チームは、平均してソフトを8セット、ハードを1~2セット、ミディアムを3~4セットという選択。ソフトに比重をおちながらも、ミディアムをそれなりに持ち込んでいる。メルセデスとフェラーリはドライバー間でハードとミディアムの選択数を分けている。極端な選択をしているのはトロロッソ・ホンダとウィリアムズ。ソフトが10セットと最多で、トロロッソ・ホンダはハードが1セット、ミディアムを2セットという選択にしている。ピレリカーレーシングの責任者、マリオ・イゾラは「シルバーストンは5G以上のコーナリングがかかるトラックであり、タイヤにとっては非常にチャレンジングだ。そのため我々はハードタイヤをデビューさせることに決めた」と今シーズン初めて投入するハードタイヤについて説明。「だが、今年はコンパウンドが1段階柔らかくなっており、昨年と同等のコンパウンドとなる。また、舗装が新しくなっており、昨年よりさらに速いタイムが期待される。だが、英国の天気は変わりやすく、晴れることもあれば大雨が降ることもあり、チームは対策をする必要がある」関連:2018年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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