2018年 F1世界選手権 第4戦アルバイジャンGPでの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式サプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、アゼルバイジャンに昨年より1段階柔らかいソフト(黄)、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)という3種類のコンパウンドを選択。レースではソフトとスーパーソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、ウルトラソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。
全ドライバーがソフトを1~2セットのみ選択肢。ウルトラソフトとスーパーソフトを何セット割り当てるかで戦略が分れた。トップ3チームでは、フェラーリがウルトラソフトを10セットとアグレッシブな選択。セバスチャン・ベッテルがソフト1スーパーソフト2、キミ・ライコネンがソフト2スーパーソフト1と戦略を分けた。メルセデスはウルトラソフトが9セットでルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスでソフトとスーパーソフトの数をわけている。レッドブル・レーシングは両ドライバーともにウルトラソフト8スーパーソフト3ソフト2とバランスの取れた選択としている。中団勢では、ルノーがウルトラソフトを7セットのみという極端な戦略を採用。スーパーソフトを4セットとやや比重を置いている。トロロッソ・ホンダは、両ドライバーとも同じセット数を選択。レッドブル・レーシングと同じウルトラソフト8スーパーソフト3ソフト2という選択とした。F1アゼルバイジャンGPは4月27日(金)にフリー走行、28日(土)に予選、29日(日)に決勝が行われる。
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