ピレリは、2016年 第15戦 シンガポールGPの各ドライバーのタイヤ選択を発表。フェラーリが攻めのタイヤ選択を行っている。2016年から新しいレギュレーションが導入され、ピレリは1レースにつき3種類のコンパウンドを用意。シンガポールには、ウルトラソフト、スーパーソフト、ソフトという組み合わせのコンパウンドが持ち込まれる。
レース用に1セットずつ残しておこなければならないコンパウンドはスーパーソフトとソフトとなり、そのうちの1セットはレースで使用されなければならない。また、予選Q3用の1セットにはウルトラソフトが選択されている。2015年のシンガポールGPでは多くのドライバーが2ストップ戦略を選んでいたが、今年はウルトラソフトが加わることによって3ストップが選択肢に入ってくる可能性がある。フェラーリは、ウルトラソフトを9セット選択するというアグレッシブな決定を下している。メルセデスとレッドブルは同コンパウンドを7セットに抑えた。フェラーリの他にはハースの二人とザウバーのマーカス・エリクソンがウルトラソフトを9セット選択している。一方、フォース・インディアとマノーはウルトラソフトを6セットにして、その分を他の2種のコンパウンドに回している。
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