ピレリは、最終戦アブダビGP後の12月1日(火)に12時間にわたるテストを実施。その場で新しいウルトラソフトタイヤがデビューすることになった。アブダビでのテストは、スリックタイヤの開発に的を絞って実施され、その間チームは新しいパーツを試したり、クルマを変更することはできない。チームにとっては、2016年用タイヤの構造に取り組むのと同時に2016年から5つ目のコンパウンドとして使用されるウルトラソフトタイヤを試す初めてのチャンスとなる。
新しいコンパウンドについてのフィードバッククオリティー向上のため、チームにはレースドライバーもしくはリザーブドライバーを参加させてほしいとの要請がピレリからなされた。参加は任意だが、関係するすべてのチームが1台ずつマシンを走らせるとピレリは述べている。また、投票が行われていたウルトラソフトタイヤの色分けについては、85%の人が支持したパープルが選ばれたことも明らかにされている。