ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、最近のタイヤ論争においてチームを非難するつもりはなかったと述べた。F1イギリスGPのタイヤバースト問題を受け、ピレリは調査結果としてプレスリリースを発表。バーストの原因は、“裏組”をするといったF1チームのタイヤの使い方にあると述べていた。
ピレリはプレスリリースで「2013年のタイヤが適切な方法で使用されれば、ドライバーを危険にさらすことは一切なく、FIAが要求する安全性基準をすべて満たしていることを強調したい」と述べていた。しかし、その後にプレスリリースが発表され、ポール・ヘンベリーは、ピレリには議論を引き起こしたり、チームを非難するつもりはなかったと述べた。「一部の人々の印象とは異なり、我々はチームやドライバー、FIA、FOMから協力や支援を受けていることを明言したい。議論を生み出したり、誰かを非難したりするつもりはまったくない」とポール・ヘンベリーはコメント。「我々のプレスリリースで示したように、我々は自分たちの責任を果たしている。ただし、我々がタイヤの使い方に影響するすべての要素を完全にコントロールすることはできないため、全員の貢献が必要なのだ」「それについては関係する全ての団体から完全なサポートを受けており、非常に感謝している」関連:ピレリ、タイヤバーストの原因は「左右逆向きの装着」