ピレリは、F1マレーシアGPで懸念の声があがったタイヤのマーブル問題への対応を検討を進めているが、レースへのアプローチは変えないと述べた。今年からF1に導入されたピレリタイヤはマーブル(タイヤカス)の量が多く、F1マレーシアGPでクラッシュを喫したヴィタリー・ペトロフは、原因がレースライン上のマーブルだったと述べており、ポール・ディ・レスタは、先行マシンが飛ばしたマーブルが当たったとして不満を述べていた。
ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、マーブルはショーを改善するために劣化しやすいタイヤを供給するという決定の結果だとした上で、ピレリはレースへのアプローチを変えずにマーブルの両を減らそうと試みていると述べた。「全ての異なる戦略が尽きた後のセパンの最後の10周はかなりスリリングだった。だが、卵を割らずにオムレツは作れない。マレーシアの場合はそれはラバーだった」「トラック状のラバーの“マーブル”は劣化を増したことによる当然の結果であり、それはよりエキサイティングなレースに繋がっている。そのラバーはこれまでと同じようにどこかに行かなければならない」「そうは言っても、我々はチームのためにここにいるので、今後、堆積を減らす方法を検討している。だが、基本的な哲学を変えるつもりはない。我々はレーシングをレーサーの手に戻したい」ピレリ F1ドライタイヤ解説関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル


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