ピエール・ガスリーが、2026年F1モナコGPで獲得した3位トロフィーを受け取ったことを明らかにした。一方で、レース結果を巡る異議申し立ては現在も継続しており、最終順位はなお確定していない。アルピーヌはモナコGP決勝で、ガスリーに科された2件のピットレーン速度違反ペナルティについて、レース後に異議を申し立てた。その後、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)は速度計測に使用した測定位置が77cmずれていたことを認め、2件のペナルティは取り消された。
トロフィーがガスリーの元へペナルティ取り消しにより、ガスリーは3位へ復帰。これに伴い、レッドブルのアイザック・ハジャーは4位へ降格となり、チーム加入後初の表彰台は取り消される結果となった。ガスリーは水曜日夜、自身のSNSでトロフィーを手にした写真を投稿し、次のように喜びを表現した。「モナコのトロフィーがついに家にやってきた!!! 最高にハッピーな一日だ!!」 この投稿をInstagramで見る PIERRE GASLY ??(@pierregasly)がシェアした投稿マクラーレンとレッドブルが異議申し立てしかし、このモナコGPの正式結果は依然として確定していない。マクラーレンとレッドブルは、FIAがペナルティを取り消した裁定を不服として異議申し立てを行っている。マクラーレンは声明で次のように主張した。「モナコGP週末を通じて、そしてあらゆるイベントにおいて、全チームは当時適用されていた規則および確立された運用手順に従ってピットレーン速度制限を運用してきた。各競技者はそれに合わせて手順を調整し、必要に応じて科されたペナルティを受け入れ、消化した」「その後になってペナルティが取り消されることは、当時の規則やスチュワードの裁定に従って行動した競技者が不利益を被る状況を生み出すと考えている。このような結果はスポーツとしての公平性を損ない、FIAスポーティングレギュレーションが一貫して適用されるという信頼を揺るがしかねない」表彰台争いへの影響マクラーレンは、レース中にピットレーン速度違反のペナルティを消化したオスカー・ピアストリこそ、最終的な3位に値すると主張している。一方、レッドブルもハジャーが表彰台を失ったことに不満を示している。また、メルセデスは当初、ジョージ・ラッセルに科されたピットレーン速度違反と、そのペナルティを適切に消化しなかったことによる追加裁定について再審査請求を行ったが、その後この手続きを取り下げている。今回ガスリーは3位トロフィーを受け取ったものの、モナコGPの最終結果を巡る係争は現在も続いている。FIAの最終判断次第では順位が再び変更される可能性も残されており、各チームは裁定の行方を注視している。