ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1カナダGP決勝を8位でフィニッシュし、厳しい週末の中で貴重なポイントを持ち帰った。予選14番手からスタートしたガスリーは、難しいコンディションの中で着実に順位を回復。フランコ・コラピントの6位と合わせ、アルピーヌはダブル入賞を達成した。
ガスリー自身は依然としてマシンバランスに苦しんでいると明かしつつも、「ダメージリミテーションとしては満足している」と語った。「4ポイントを持ち帰れたのは大きい」「正直、ダメージリミテーションとしては満足している」とピエール・ガスリーはコメント。「週末を通してずっと苦戦していた中で、この4ポイントはしっかり受け取りたい」アルピーヌはコラピントの6位と合わせて12ポイントを獲得した。「チームにとっても素晴らしい週末だった。6位と8位で12ポイントだからね。こういう結果は久しぶりだと思うし、多くのポジティブな要素があった」“トラクション不足”に苦しんだガスリー一方で、ガスリーは自身のマシンに依然として課題が残っていることを認めた。「全体的に見ると、今回もクルマにかなり苦しんだ。チームとして原因を確認して、いくつかの部分を改善しなければならない」特に問題視しているのはトラクション性能だという。「データを見ると、マイアミ以降かなり明確なんだ。F1は簡単じゃない。1時間で全部理解できたらいいと思うこともある」「今年は本当に多くの要素がクルマのバランスに影響している。でも少なくとも、何を改善すべきかはかなり明確になっている」決勝ではミディアムタイヤでのスタートにも苦戦した。「序盤のミディアムはかなり冷えていて、グリップが低かった。でも最終的にはポジションを取り戻して、最後はリアム・ローソンと戦うことができた」「ただ、彼を抜ける場所を見つけるのは本当に難しくて、結局8位で終えるしかなかった」モナコGPへ向けて改善を急ぐガスリーは次戦モナコGPを“今季の重要な分岐点”として見据えている。「モナコは一年で一番好きな場所だ。だからこそ、今抱えている制限を改善して、もっと自信とパフォーマンスを持って臨みたい」市街地コースのモナコではトラクション性能が重要になるだけに、アルピーヌが短期間でどこまで改善できるかが注目される。