ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1第12戦フランスグランプリの予選を16番手で終えた。新パッケージ導入によって、初日のフリープラクティスではトップ10入りを果たしてQ3進出が期待されていたピエール・ガスリーだが、FP3を13番手で終えると、予選ではわずか0.016秒差でQ1敗退を喫して16番手でセッションを終えた。
「ホームレースなのに100分の数秒差でQ2進出を逃してしまったので非常に落胆している」とピエール・ガスリーはコメント。「昨日の時点では、トップ10入りは確実に思えていた。まだ速くなれる余地もあった。しかし、今日はFP3から昨日のようなパフォーマンスが出せず、かなり苦しんでしまった。時間をかけて分析したい」「予選は競争力がなかった。単純にスピードが足りなかった。現時点では原因は分からない。僕のラップはクリーンだったけれど、マシンがすべての低速コーナーでスライドしていた。明日はまた別の日なので、違う戦略を用意する」「決勝はチャンスが増えるし、僕たちに失うものは何もないので、失地回復に全力を尽くす。全員にとってタフで長いレースになると思うけれど、良い内容にしたいと思っている。ホームレースは最高の気分なので、チームのためにベストパフォーマンスを披露したい」