アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、GP2時代にスポンサー詐欺の被害者となったことを明らかにした。2016年シーズンに先立ち、ピエール・ガスリーは、DAMSから、GP2に初参入したプレマに移籍することを望んでいた。しかし、プレマに加入するには資金が必要だった。
その結果、ピエール・ガスリーは、潜在的な支援者と連絡を取り合った後、ウガンダへと飛ぶことになった。「いくつかスポンサーを見つけなければならなかった。そして、ウガンダへと飛んだ」とピエール・ガスリーはRacingNews365.comに語った。「僕を後援したい人に会うことになっていた。プレマで競争するための予算が必要だった。大統領選挙中だったので、国で反乱の危険性が高かった」「でも、プレマとレースをしたかったし、お金を探す必要があったので、そこに行くしかなかった…当時は19歳だった」「24時間の間に僕たちはチケットを手に入れ、12時間かけてそこに行き、未知の男に会うことにした。でも、彼は現れず、残念ながら、会うことができず、資金を得ることができなかった」ピエール・ガスリーは、その出来事は間違いなく学習体験だったことを認める。「最初から最後まで、何も期待通りに進まなかったし、本当の冒険だったと言わなければならない」とピエール・ガスリーは語った。「母と一緒にそこに行ったけど、もうヨーロッパには戻れないかもしれないと思った」「実際、そこに住んでいる人々の貧困と状況を目にしたのは、ある意味でショッキングだった。僕たちは貧民街を経験した。そして、それは世界のいくつかの場所がどうなっているのか、貧困がそういった人たちにどのような影響を与えているかを理解させられた」「何もお金を得ずに帰ってきた。実際に飛行機の切符代を失ったけど、それは良い人生の教訓だった」
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