アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、再びペースを生かすことができなかったF1ロシアGPの決勝は「ポイントに値するものではなかった」と落胆を口にした。11番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、第1スティントでバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抑え込む堅実な走りを披露。ピットストップ後に順位は入れ替わったが、レース後半にはボッタスに詰め寄った。
だが、その後、雨がすべてを変えた。ピエール・ガスリーはステイアウトを選んだが、その判断は結果的に間違いであり、13位でフィニッシュ。2戦連続でノーポイントでレースを終えた。「全体として、僕たちは第1スティントはとても良かったと思うし、(バルテリ)ボッタを30周抑え続けた」とピエール・ガスリーはレース後に記者団に語った。「その後、カルロス(サインツ)が加わり、第2スティントでは、雨が降るまでボッタスのすぐ後ろにいた。彼らはピットインし、僕たちはステアウトした」「残念ながら、彼は5位をフィニッシュし、僕たちは13位でフィニッシュした。あそこでかなり多くを失った。もっとうまくできたはずなので見直していく」「モンツァのペースは強かったし、ここでもペースは強かった。でも、僕たちはそれを生かせなかった」。「今週末はミスが多すぎたし、ポイントに値するとは思わない。すべてを完璧にする必要がある難しいスポーツだ。僕たちは今週末に十分に良い仕事をしなかったし、ポイントに値しなかったと思う。それくらいシンプルなことだ」また、濡れたトラックでのランス・ストロールとの接触したこともピエール・ガスリーの助けにはならなかった。ストロールはこの接触に10秒のタイムペナルティと2点のスーパーライセンスポイントを科されている。「彼はウォールにぶつかって戻ってきたと思う。そして、ターン8で僕のリアホイールに軽く接触した」とピエール・ガスリーはインシデントを振り返る。「映像を見ていないけど、ターンインしたら、突然彼にぶつけられ、僕は基本的にマシンをスピンさせた」」