アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1イギリスGPの決勝を11位で終えた。12番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、ピットストップを遅らせる戦略に挑む。トラックリミット違反の警告を受けたことから、ドライビングを修正しつつ、DRSトレイン状態の中でレースを進める。
周囲のマシンがピットストップを終えて単独走行となると、28周目にハードタイヤに交換。だが、46周目にパンクを喫してピットイン。2度目のピットインの後に、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)をオーバーテイクし、角田裕毅に続く11位でフィニッシュした。「正直なところ、言葉にならない」とピエール・ガスリーはコメント。「最終盤までポイント圏内にいたのに、不運なパンクによって残り5周でピットインしなければならなかった。今日のようなレースを終えて、ポイントなしに終わるのはとてもフラストレーションが溜まる」「ただ、その中でも明るい点はいくつかあって、厳しいレースウイークだったけど、今日のレース中盤で、トラフィックを攻略して単独走行していたときのペースはとてもよかった。もっと上位で戦い続けたいと思っているので、今週末苦しんだ部分を理解するために懸命に取り組み、ハンガリーではもう一度競争力のある状態に持っていければと思う」
全文を読む