アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1シュタイアーマルクGPのオープニングラップでのシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触について詳しく振り返り、単純にルクレールが誤った判断を下したと結論付けた。決勝はピエール・ガスリーが6番グリッド、シャルル・ルクレールが7番グリッドからスタート。ターン1の後、ルクレールのフロントウイングがガスリーの左リアタイヤに接触し、ガスリーのタイヤはパンクした。
パンクによって失速したピエール・ガスリーは、ターン3のアプローチで後続のグループに飲み込まれ、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)とニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)に充てられた。結局、ピエール・ガスリーはこのダメージでレースをリタイア。今季2度目のノーポイントとなったが、スチュワードをこれをレーシングインシデントと見なし、シャルル・ルクレールに何も処分は下さなかった。最初の反応を求められたときにはまだリプレイ映像を見ていなかったピエール・ガスリーだが、改めて状況を説明。シャルル・ルクレールは罰せられるべきだとは言わなかったものの、ルクレールがミスを犯したと考えていると語る。「最初は接触したとは思わなかったし、インサイドに(フェルナンド)アロンソがいて、少し真ん中に取り囲まれてしまって、ランオフを使わなければならなかった」とピエール・ガスリーは振り返る。「そのあと、僕はストレートの真ん中にいて、彼(ルクレール)はスリップストリームをキャッチしたかったんだと思う。おそらく彼はミスを犯し、少し早くに僕の後ろに来て、リアタイヤに接触した。基本的にそこですべてが終わり、すべてが飛んでいった。それだけだった」ニコラス・ラティフィとアントニオ・ジョビナッツィとの事件の結果を説明したピエール・ガスリーは「すでに左後部が完全になくなったと思うし、まっすぐ進むのにさえ苦労していた。とても遅く、マシンが右、左から来ていた、それはかなりトリッキーな状況だった。でも、ルクレールの接触ですべてはほぼ終わっていた」シャルル・ルクレールの責任かと質問されたピエール・ガスリーは「公平を期すと、正直、それも1つだ…でも、それが僕たちが失ったポイントをもたらすことはない。わざとではなかったのは知っている。でも、起こったのは残念だ」「彼がインに飛び込んできて、私を完全に転がした場合とは本当に異なる。でも、残念ながら、結果は僕たちにとって良くなかった、起こってしまったのは残念だ」「残念だけど、とにかく来週のことを考えて、角田裕毅のレースから学ぶだけだ。いくつかの良い点と悪い点があったと思うのし、いつも通りの仕事だ」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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