ホンダF1は、2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGPでのアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのリタイアの原因はラジエーターが破損したことが原因だと説明した。4番手からスタートしたピエール・ガスリーは、スタートでルイス・ハミルトンに並びかけたが、前をふさがれる形となってポジションを下げ、ダニエル・リカルド(ルノー)に次ぐ5番手でレースを進めていた。
しかし、ピエール・ガスリーはマシンに発生したラジエーターのトラブルにより、レースを8周で終えることになった。ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「ガスリー選手についてはラジエーターの破損がリタイアの原因です」と説明した。ピエール・ガスリーは、スタート前のマシンに異常が見つかり、グリッドでカバーを外して修理に当たっていた。ピエール・ガスリーは「レース前のレコノサンスラップで水圧低下が見つかり、チームは解決するために全力を尽くしてくれたけど、序盤の数周でリタイアすることになった。今日の僕たちには大きなチャンスがあったので、とても悲しい」と語った。