アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2020年のF1世界選手権 第12戦 F1ポルトガルGPの予選を9番手で終えた。ピエール・ガスリーは、フリー走行2回目にマシンから出火。チームはカーフュー(夜間外出禁止令)を破ってシャシーを交換。パワーユニットも使用済みにユニットに交換するなど、ほぼ完全にマシンを作り直して予選に臨んだ。
Q3では1セットしかソフトタイヤが残っていなかったため1アタックを敢行。1分17秒803をマークして9番グリッドを獲得した。「(昨日のトラブルの後)チームが素晴らしい働きでマシンを準備してくれた。ほとんど寝る時間もない状態でシャシーを組み立て、問題なく走るようにしてくれて、感謝している」とピエール・ガスリーはコメント。「レースウイークをとおして調子がよく、FP3ではいい位置で走れたただけに、予選の結果は少し残念に思っている。風がない時にはマシンはとてもよく機能しているが、風が強いとドライブが難しくなってしまう。Q2とQ3がちょうどそんな状態だった」「9番手という結果には満足しているけど、もう少し上にいけたと思っている。明日は初めてのサーキットで決勝を走る。同じく初めてだったムジェロでは、いろいろなことが起こったし、数少ないチャンスを掴むことができれば、面白い決勝になると思う」
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