レースに勝ったF1ドライバーをライバルたちがこぞって称賛することはあまりない。しかし、F1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダとともにF1初優勝を達成したピエール・ガスリーには仲間のドライバーから祝福の声が集まった。昨年のF1ブラジルGPの2位表彰台と今回のF1イタリアGPでの優勝に重要な役割を果たしたルイス・ハミルトンは、ピエール・ガスリーとプライベートでコル・オブ・デューティをして遊ぶなかであり、真っ先に称賛の言葉を送った
「本当におめでとう」とストップ&ゴーペナルティによって7位でレースを終えたルイス・ハミルトンはピエール・ガスリーを祝福。「彼の成長を見てほしい・・・レッドブルにいた彼は降格させられた。不当だと思うし、彼は成長する時間を与えられなかった。彼は今Bチームで走っていて、そのBチームでAチームを倒した。本当に笑顔になる。彼は本当にそれに値するドライバーだと思うからね。彼にはトップチームに戻る価値がある」「そして、必ずしもそれほど速くないチームで自信をつけ、今年、彼がその車ですでに持っていた本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮し、そして勝利を得た・・・そんなこと簡単にできることではない」パワーユニット問題で30周目にレースをリタイアしたマックス・フェルスタッペンも、元レッドブルでのチームメイトの勝利を称賛した。「ピエールとアルファタリがウイークを通じてかなりの速さを発揮し、ここイタリアでとても感動的な結果をつかみ取ってくれたことがうれしい。彼らは最高のメンバーがそろっているし、今夜の快挙を楽しんでくれることを願っている」同じフランス人ドライバーのロマン・グロージャンは、レース後の無線で自分のパフォーマンスよりもピエール・ガスリーの業績をたたえた。「自分のレースには満足しているが、ピエールのためにとても嬉しく思っている」とロマン・グロージャンはコメント。「彼は素晴らしい男だしで、フランスにとって素晴らしい日だ。24年間レースウィナーがいなかったけど、彼はマルセイエーズ(フランス国歌)と共に表彰台に立っている。彼のためにとても嬉しく思う」ルノーへと移籍してピエール・ガスリーがレッドブルに昇格するきっかけを作ったダニエル・リカルドも2014年のF1カナダGPでの初勝利は独走すると思われたメルセデスを倒してのことだった。「ピエールは称賛に値する」と6位でレースを終えたダニエル・リカルドは語った。「簡単な勝利ではない。赤旗は本当にリズムを乱す。精神的に頭の中がかなり混沌するなかで強く保った。彼は称賛に値すると思う」「適切なタイミングと場所というのは少しあったけど、彼の業績を下げるものではない。F1での最初のレースでの勝利は、決して手渡されるもんではない。仕事をしなければならないし、僕たち全員にとって精神的にも厳しいレースだった。ストップとスタート。簡単ではなかったし、今日のピエールには脱帽だ」パルクフェルメでハグをしてピエール・ガスリーの勝利を祝ったシャルル・ルクレールは「ピエールのために本当にうれしく思う。なんて走りだ。彼は勝利に本当に値する。楽しんでね。ブラボー」とソーシャルメディアで語った。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 9月月6日午前9時58分PDT