レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1フランスGPの決勝を11位でフィニッシュ。レース後の他車のペナルティー裁定により10位へ繰り上がった。ピエール・ガスリーは、9番グリッドからソフトタイヤでスタート。タイヤに厳しいコンディションの中で奮闘を見せると、17周目にピットインしてハードタイヤに交換。そのままフィニッシュまで走行した。
ハードタイヤで走行した第2スティント目のペースが上がらず、後でピットインしたマシンに先行を許すなど、11位でフィニッシュとなったが、レース後にダニエル・リカルド(ルノー)にペナルティが科せられたことで10位に繰り上がった。11位でフィニッシュした後、ピエール・ガスリーは「地元フランスでの一戦でもあり、長く困難な一日になった。とても残念に思っている」とコメント。「予選からグリップをつかむのに苦戦したが、それは決勝でも同じだった。現時点で明確な答えは見つかっていないが、なぜペースが不足していたのか理解するためにすべてを解析していく予定だ」「コックピットの中からできることはすべて試したが、マシンがスライドしてしまい、思ったようにプッシュすることがでなかった。このようなマシンの感覚は初めてだったので、チームと共に早急に解決策を見つけ出し、次戦のオーストリアGPまでにまとめ上げなくてはならない。ホンダは懸命にプッシュしてくれて進化を感じたので、その点はポジティブに捉えている」