トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アメリカGPの決勝レースを14位でフィニシュした。パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティで19番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、バーチャルセーフティカー導入時にピットストップを行ってソフトタイヤに交換、最終スティントをウルトラソフトで行く2ストップ戦略を敢行した。
しかし、デブリを拾ってマシンにダメージを負った影響もあり順位を上げることはできず、14位でチェッカー。上位の2台が失格となったことで最終リザルトは12位となった。「今日は僕にとって長く、難しい1日だった」とピエール・ガスリーはコメント。「19番手からのスタートだったので、決して簡単なレースにはならないと覚悟をしていた。レーススタート直後の大混乱の1周目でデブリを拾ってしまい、フロアに少しダメージを負ってしまった。なんとか解決できないかとあらゆることを試したけど、残りのレースに耐えられるほどのグリップ力はタイヤに残っていかった。そこで2ピットストップ作戦を取ることにしたけど、状況を思ったように改善できなかった」「予選でのペースはとてもよかったので、週末全体ではポジティブな面もあったかと思う。レースを万全な状況で戦うことができずに残念だけど、このペースのまま次戦のメキシコGPでは予選から争い、チームのためにいい結果で終えられるように頑張る」