ピエール・ガスリーは、2018年のホンダのF1エンジンのドライバビリティは、昨シーズン末にルノーのF1エンジンで経験したよりも“一貫性がある”と考えている。ピエール・ガスリーは、2017年の最後の数戦でトロロッソからF1デビューを果たした。当時、トロロッソはルノーのF1パワーユニットを搭載していたが、ガスリーにとって初のフルシーズンとなる今年、トロロッソはホンダのF1パワーユニットに切り替えている。
ピエール・ガスリーは、夏休み前のF1ハンガリーGPで、ウエットの予選で6番グリッドを獲得し、ドライとなった決勝でも同じポジションでフィニッシュしている。ピエール・ガスリーは、ホンダはまだライバルメーカーに対するパワー不足を引き続き改善しているところだが、エンジンのドライバビリティに関してはストロングポイントだと感じていると語る。「シーズン序盤戦からドライバビリティ面に関してはかなりいいと思うし、昨年のルノーと比較して一貫性があると思う」とピエール・ガスリーはコメント。「スロットルとエンジンから得られるトルクはホンダの方が多い。僕たちはどこを改善する必要があるかをわかってるし、全体のパワーという点では改善しなければならないけど、ドライバビリティという点では本当に優れている」ピエール・ガスリーは、ホンダのパワーカーブは、ホンガロリンクでのウエットの予選セッションのような“トラクションの限界”にある必要があるときに扱いやすいと語る。ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ホンダのF1エンジンのその部分がラップタイムに貢献しているかを評価するのはとても難しいと語る。「ホンダのトラックサイドサポートはドライバビリティが優先事項のひとつだと考えています」と田辺豊治はコメント。「彼らはHRD Sakura側でそれを開発しており、我々はドライバーがカスタマーである現実世界のここにそれをもたらしています」「ドライバビリティはパワーユニットとトライバーとのコミュニケーションですし、我々はそのエリアを改善させる必要があります。我々にとってそこは非常に重要です」パワーセンシティブなトラックでのレースでは、フェラーリ、メルセデス、ルノーに対してホンダがピークパフォーマンスで劣っていることが露わになったが、ブダペストはホンダにとって圧倒的にポジティブな週末となった。「そこまでパワーセンシティブではないトラックであることはわかってたし、ある意味、全員の間が近づいているような状況だった」とピエール・ガスリーはコメント。「でも、ホンダはウエットコンディションでの予選で素晴らしい仕事をした。ドライバビリティは素晴らしかったし、気温30℃で行われたレースでもまったく問題は発生しなかった」「ホンダはウェットコンディションの予選で素晴らしい仕事をした。ドライバビリティは素晴らしい。レースでも僕たちにはまったく問題は発生しなかった」「彼らがモチベーションを高め、ポテンシャルがあることを示し、プッシュするには最高の方法だった。特に夏休み前に全員に大きな後押しを与えるためにね。シーズン後半は彼らからもっと多くのパフォーマンスを得られることを期待している」
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