トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ハンガリーGPの決勝レースで抜群のレースペースで予選ポジションを守りきり6位入賞を果たした。3列目6番手からウルトラソフトタイヤでのスタートしたピエール・ガスリーは、ポジションを守りきり6番手1周目を終える。序盤から好ペースで周回を重ねたガスリーは、後続を引き離しにかかり、6周目に上位の選手のリタイアで5番手に、14~15周目にかけて上位の2人がタイヤ交換を行うと3番手を走行。その後、再び抜き返されたものの5番手で走行を続ける。
24周目にガスリーは追い上げを見せるレッドブルのダニエル・リカルドにパスされるが、後続と十分な差を保ち6番手を走行。ウルトラソフトタイヤでの走行を引き伸ばしたガスリーは32周目にピットインし、ソフトタイヤに交換。後続との差を広げていたために6番手のままレースに戻る。ピエール・ガスリーはその後もハイペースで周回を重ねる。レース終盤、後続が差を詰めてくるが、ペースをコントロールして危なげなくポジションをキープし、6番手で70周を走り切った。ピエール・ガスリーはバーレーンGPに次ぐ好成績で8ポイントを獲得。中位チームでは唯一トップと同一周回でフィニッシュし、レースペースのよさを示した。「今日のレースで6位を獲得できたなんて、最高の気分だ!」とピエール・ガスリーはコメント。「チームにとってはすでに昨日の予選もすばらしい結果だったけど、今日のほうが断然にいいね! マシンの調子は最高によく、チームが用意してくれた作戦も最適だった。今日のコンディションは決して簡単ではなかったが、全力を尽くし、結果うまくまとめられたレースだったと思う」「ここ数戦チームとして苦労していただけに、今日の一戦はうれしい結果を出すことができた。中団で争っていると、つかむべきチャンスが巡ってくるレースが必ずやってくる。僕たちはバーレーン、モナコ、そしてこのレースウイークにそのチャンスをつかみ、今シーズンの前半をすばらしい形で終えることができた」「今日のレースではいいスタートを切ることができ、サインツ(ルノー)をオーバーテイクし、その後は他のマシンを気にすることなくタイヤを労わりながら走った。一番重要だったのは70周と限られた周回を最大のパフォーマンスでミスなく走ることだった。結果クリーンなレースをすることができ、8ポイント獲得という結果をチームに持ち帰ることができた最高のレースウイークとなった!」関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞
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