トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1モナコGPの予選で10番グリッドを獲得。レースでは良いスタートを切ってポイントを獲得したと語る。フリー走行3回目で8番手タイムを出していたピエール・ガスリーは、予選Q2をカットラインぎりぎろの10番手タイムで通過。第2戦バーレーンGP以来となる自身2度目のQ3進出を果たした。
「Q3に進出できて本当に満足しているし、良いスタートポジションだ。とりわけこのトラックではね」とピエール・ガスリーはコメント。「僕たちは6番手からコンマ1秒しか離れていなかった。嬉しくはないにせよ、それは素晴らしいことだ。もちろん、いつだってあとコンマ1秒見つけられたらと思うものだし、フラストレーションは感じているけどね」「でも、僕たちは今日の10番手に満足できると思う。モナコでいくつかチャンスが訪れるかもしれないことはわかっていたし、週末の序盤からポテンシャルはかなり良かった」ピエール・ガスリーは、今週末のトロロッソ・ホンダのパフォーマンスは、中団バトルに返り咲いたことを示したと考えている。「僕たちはミッドフィールドに戻ってきた。今日はクルマの感触は良かった。僕たちは木曜日や過去数戦と比較して良いステップを果たしたと思う」「クルマをどんどん快適に感じているし、その経験を生かして、改善し続けていく必要があると思っている。毎週末、僕たちはより多くのことを学んでいる。それに今週末は間違いなく、すべてがかなりうまく機能しているように感じている」初めてのF1モナコGPとなったピエール・ガスリーは、他の多くのドライバーと同じように象徴的なモンテカルロ市街地コースの経験に驚いたと語る。「FP1とFP2でフォーミュラ2と比較していかに速いかがわかった。タバコは信じられないくらいだ」とピエール・ガスリーはコメント。「正直、とんでもなく速い。時速200キロで到達して、出来る限りウォールに近づこうとするし、その後の立ち上がりは通常かなり戦う必要がある」「信じてほしいけど、本当にタフだ。かなり汗をかく。とにかく信じられないくらい速い。このクルマで走るのは本当に素晴らしい」モナコはオーバーテイクが難しいことで有名であり、予選が特に重要になる。だが、ピエール・ガスリーはレース中に巡ってくるどんなチャンスでも生かしてポイントを狙いたいと語る。「最も重要なことはクリーンなスタートを切ることだ。できればポジションを1-2つ上げたいし、そこから戦略を立てていきたい。レース展開次第ではアンダーカットやオーバーカットができるかもしれない。オーバーテイクは非常に難しいので、見てみなければならない。過去に目にしてきたようにここでは何が起こるかわからない」「明日は素晴らしいレースをして、ポイントを獲得できることを願っている」関連:F1モナコGP 予選:ダニエル・リカルドが圧巻のポールポジション!