ピエール・ガスリーは、トロ・ロッソでF1アメリカGPに出場するかどうかを伝えられていないと語った。土曜日の夜、トロ・ロッソはF1アメリカGPからルノーに移籍するカルロス・サインツの代わりにダニール・クビアトが復帰し、ピエール・ガスリーとともに戦うとプレスリリースで発表している。
それにより、ピエール・ガスリーは、日程の重なるスーパーフォーミュラの最終戦を欠場することになると考えられている。現在、ピエール・ガスリーは、石浦宏明から0.5ポイント差の2位につけている。しかし、鈴鹿ではピエール・ガスリーがF1に参戦するのか、スーパーフォーミュラに参戦するのかまだ確定していないことが明らかになった。「現時点で、フランツ(トスト:トロ・ロッソ チーム代表)からもヘルムート(マルコ:レッドブル モータースポーツアドバイザー)からも2週間後にどうなるかについて何も確認はとれていない」とピエール・ガスリーはコメント。「何かを話す前にヘルムートに会うのを待つつもりだ」F1日本グランプリを13位で終えたピエール・ガスリーは、自分で決定できるのであれば、スーパーフォーミュラよりF1を選ぶと述べていた。日曜日に鈴鹿で同じ質問をされたピエール・ガスリーは「2つの選択肢はどちらも僕にとってエキサイティングなものだ」とコメント。「スーパーフォーミュラで走るならば、タイトルを争って、メキシコで戻って、トロ・ロッソとシーズンを終えることになれば素晴らしいだろう。タイトルはタイトルだからね」「でも、オースティンで行ってトロ・ロッソとレースをして、彼らとシーズンを終えることができるなら不満はない。素晴らしい機会だからね。僕にとってはF1にいるのもいい経験だ」「現時点では待つ必要があるし、来週か再来週にはわかって、全てを発表できると確信している」ただ、カルロス・サインツがルノーに移籍することで、ピエール・ガスリーが残りのレースでトロ・ロッソのシートに座る可能性は大きくなったのは確かだ。「彼にとっては素晴らし機会だ」とピエール・ガスリーはコメント。「彼は過去数年でトロ・ロッソと本当に良い結果を示してきたし、彼がこのチャンスを掴んだことを本当に嬉しく思う。彼はレッドブルのドライバーのままだしね」「僕にとっては彼の隣で素晴らしい2週間を過ごせたし、クルマについて素早く学び、彼の経験を生かして全てをより早くに学ぶことができた。彼は一歩前進している」「彼がルノーであまり速すぎないことを願っているし、チャンピオンシップで僕たちを抜かないことを願っている。チームにとっては素晴らしいことではないからね。でも、彼の活躍を祈っている」
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