ヴィタリー・ペトロフが、F1ベルギーGPへの意気込みを語る。ヴィタリー・ペトロフ (ケータハム)「休みは楽しかったけど、レースに戻るのが待ちきれないよ。スパは偉大なレーストラックのひとつだし、シーズンを再開するには完璧な場所だ。ベルギーに戻るのはいつも本当に喜びだし、ドライバーにとってはサーキット自体がシーズンで最高のチャレンジのひとつだ」
「F1マシンであそこを全開で走るのはとても特別な感覚だし、みんなが望んでいる全てを兼ね備えている。ブランシモのような本当に速いコーナーは、ダウンフォースがトラックにマシンを押し付けているのを感じることができる。例えばオー・ルージュは高低差があるし、各コーナーの立ち上がりで本気でプッシュするためには正しいセットアップが必要だ。それに大きな歴史がある。以前のレースにはとても多くのストーリーがあるし、昔その場所がどんな感じたっだかを考えても役には立たないけど、いかに特別だったかを感じることができる。雰囲気は週末ずっと素晴らしい。カナダや日本、アメリカのようにトラックには木曜から日曜日まで何千人ものファンが来てくれるし、彼らが愛しているレースのひとつだ。ファンにとって、オー・スージュをマシンが駆け上がるのを見るのはかなりクールなはずだ。カレンダーの中でマシンが最大限の力で働いているのを見れる数少ない場所のひとつだし、それが全員にとってあのような良い週末を作り出す助けになっている。最大の話題のひとつは天候だ。毎年同じだし、僕たち全員があそこでどのような天候に直面するかわかっているけど、トラックの周りには独特な徴気象がある。ストレートがドライでも、ターン14で土砂降りのことがあるので、一時も気を抜くことはできないし、非常に素早く変わるので、天候が変わってもアドバンテージを得られうようにエンジニアやメカニックは週末を通して正しくやらなければならない。雨が降ったときは、水しぶきが宙に浮いているようだし、視界はかなり悪い。でも、それは全員にとって同じだし、前のドライバーがほんと小さなミスでもすれば、特別ななにかをするチャンスを与えてくれる。チーム全体が本当に良いムードでスパに向かっている。休み中、ファクトリーの移転は問題なく完了したし、シーズン後半を戦い続けるために僕たちを素晴らしいポジションに置いてくれると思う。今シーズンここまで、僕たちは予定通りの結果は得られていないかもしれないけど、僕たちはそこに向かっているし、今はリーフィールドが可動可能になっているので、前のクルマとのギャップを縮めるための全てが揃っている」
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