ヴィタリー・ペトロフは、2012年にF1でレースシートを獲得できない場合、ピレリのテストドライバーの候補に挙げられている。昨シーズン末でロータス・ルノーGPのレースシートを失い、最近ケータハム移籍が噂されているヴィタリー・ペトロフは、25日(水)にアブダビで開催されたピレリのプレスイベントに出演した。
今回の出演は、一回限りではあるが、ピレリのモータースポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは、ヴィタリー・ペトロフがレースシートを見つけられない場合は、ピレリのテストドライバーとしての起用を検討していることを認めた。「どうなるか見守っている」とポール・ヘンベリーはコメント。「やらなければならないタイヤの開発作業は常にたくさんあるし、前年にレースの経験のあるドライバーを起用したいと思っている」現在、ピレリはテストドライバーとしてルーカス・ディ・グラッシを起用しているが、今年もディ・グラッシはテストドライバーの役割に留まる予定となっている。ヴィタリー・ペトロフは、2012年の役割についてケータハムと交渉しており、ヤルノ・トゥルーリの後任を務めるのではとの噂もある。だが、先週ヤルノ・トゥルーリはその噂を否定。現曜日にヒンガンのファクトリーをとぞずれ、エンジニアと2012年シーズンの計画について議論を行った。