ヴィタリー・ペトロフが、F1日本GPへの意気込み、鈴鹿サーキットの印象を語った。シンガポールでの期待外れなナイトレースを終えて、気分的にいかがですか?僕たちにとってチャレンジングな週末だったし、自分たちの作業を結果に生かせなかったことにはフラストレーションを感じた。僕たちのいつものレベルではなかった。これからの5レースでは僕たちに何ができるかを示す必要がある。
シンガポールと日本の間はどのような時間を過ごしていましたか? イングランドには戻りましたか?そうだね、レース後まっすぐ戻ったよ。ファクトリーを訪問して、エンジニアと会ってシンガポールで何が起こっていたかを議論する前にいつものトレーニング・ルーチンを行っていた。もちろん、鈴鹿のための準備もしていたし、エンジニアは去年のデータを与えてくれた。うまく役に立ってくれるはずだ。カレンダーの中でも歴史あるトラックのひとつである鈴鹿に行くことに興奮していますか?鈴鹿は有名なサーキットかもしれないけど、かなりトリッキーなサーキットでもある。みんながよく知っているサーキットだし、すべてのモータースポーツファンが愛しているサーキットだ。鈴鹿には一回しか行ったことがないけど、あそこでのレースは本当に特別だ。トラックはあらゆる部分でドライバーをテストする。4〜5速ギアで走る高速コーナーの数を数えてみてもカレンダーの他のどのサーキットよりも多い。セクター1は素晴らしい。S字はジェットコースターのようだし、非常に長いコーナーで左右からGフォースがかかる。正しいラインを維持するのが特に難しい。1つのコーナーを間違ったら、他のサーキットよりも苦しむことになるからね。鈴鹿ではどのようなパフォーマンスを期待していますか?マシンが強いことを期待している。高速コーナーで信頼できることが重要だ。信頼できなければ、多くのラップタイムを失ってしまうからね。ミスができるマージンは非常に小さい。ランオフエリアが極めて少ないので、ミスをすればすぐにグラベルに出てしまう。マシンの外側にいるときはドライバーがミスをしていることに気づかないことが多い。縁石を越えてランオフエリアに出ても、トラックにまっすぐ戻ってこれるからね。でも、鈴鹿はそうはいかない。ホイールが1つでもはみ出れば戻ってくれない。最も恐ろしいトラックのひとつではあるけど、うまくやれれば満足感も大きい。
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