ザウバーは、2011年の小林可夢偉のチームメイトとしてセルジオ・ペレスと契約したことを発表した。今年のGP2を2位で終えた20歳あるセルジオ・ペレスは、1997年から1981年までグランプリに参戦していたヘクター・アロンソ・レバーク以来のメキシコ人F1ドライバーとなる。セルジオ・ペレスは、まだF1をドライブしたことはないが、2008年後半からGP2、GP2アジアに参戦し、2007年にはイギリスF3ネーションクラス選手権で優勝している。
「F1は全ての若手レースドライバーの夢だ」とセルジオ・ペレスはコメント。「そして、今、僕はその夢を実現しようとしている」「これが大きな挑戦と責任であることも十分にわかっているが、それを受け入れるを嬉しく思っているし、モーターレーシングの最高峰のカテゴリーで自分の国を代表することを誇りに思う」「ペーター・ザウバーが示してくれた信頼に感謝したい。この素晴らしいチャンスを最大限に生かすために全力を尽くすつもりだ」ペーター・ザウバーは「セルジオは、ここ数年にわたって連続した上昇カーブを描いている。彼は、昨シーズン、レースでファイティングスピリットをはっきりと示し、F1でステップアップする準備ができていることを証明した」とコメント。「彼と働くことを楽しみにしている。セルジオ・ペレスと小林可夢偉によって力強いドライバーペアになることに疑いはない」関連:ザウバー、テルメックスとのスポンサー契約を発表