ザウバーとアウディのワークスF1コラボレーションに関連して新たな名前が浮上した。セルジオ・ペレスだ。すでにここ数日から数カ月にかけて、2026年のワークスF1プロジェクトには複数の名前が挙がっており、2026年シーズンのアウディF1参戦に向けてザウバーが2025年に彼らと契約を結ぶかもしれないという噂もある。
その中にはニコ・ヒュルケンベルグ、ピエール・ガスリー、カルロス・サインツなどが含まれる。しかし、ザウバーF1チームの“チーム代表者”のアレッサンドロ・アルンニ・ブラビは、リストにもう一人の名前があることを認めた。メキシコのスポーツ紙『Record』から、2024年のレッドブルとの契約にもかかわらず、その将来が激しい憶測の対象となっているペレスについて尋ねられたブラビは「彼はトップドライバーの一人だ」と答えた。「彼はオプションのひとつであり、もし私次第なら、明日にでも彼をチームに引き入れるだろう」実際、まだアルファロメオとして知られているザウバーF1チームは、バルテリ・ボッタスと周冠宇の2人との契約を更新し、2024年も継続することを選んだ。しかし、ブラビはペレスについて、「彼は強力であり、選択肢のひとつだ。誰も排除すべきではない」と語った。現在33歳のペレスは、実際には10年以上前、テルメックスを含む多数のメキシコスポンサーの支援を受けて、ヒンヴィルを本拠地とするチームでF1キャリアをスタートさせた。「私にとって、メキシコのモータースポーツは明らかに成長している」とブラビは語った。「カートもあるし、ここエルマノス・ロドリゲス(サーキット)やプエブラでのイベントもあるし、テルメックスのようないいスポンサーもいるし、もちろんセルジオ・ペレスもいる。彼は今や人々にインスピレーションを与えるヒーローだ」