セルジオ・ペレスは、2023年F1第18戦カタールGPの予選で再びQ2敗退を喫して13番手。予選を通じて「バランスに苦労した」と語った。前戦日本GPでは悲惨な週末を過ごしたペレスは、F1のロサイル・インターナショナル・サーキットで2度目の訪問で巻き返しを図ろうとしていた。
しかし、ターン5でトラックリミットを超えたためQ2ベストタイムが抹消され、ペレスは今年8回目の予選Q2敗退となった。セッション終盤にスチュワードからベストタイムを削除される前にも、ペレスはチームメイトのマックス・フェルスタッペンにはかなり遅れた10番手タイムを記録することしかできていなかった。プレッシャーのかかるレッドブルのドライバーは、金曜夕方の予選セッションでRB19マシンがトラブルに見舞われたことを嘆いた。「かなり難しかったし、バランスにかなり苦労した」とペレスは悔しがった。「基本的に、フィットさせなければならない非常に多くの問題があった…コーナーごとにかなり異なっていて、コンディションも非常に難しかったと思う。今日は予選でかなり苦労した」今週末のスプリント形式により、ペレスは明日の予選2回目で挽回する機会が与えられることになる。しかし、日曜日のレースを見据えて、13番手スタート予定のペレスは、難しいトラックコンディションにより、いつもよりも厳しい戦いになると予想している。「まだ終わっていない。特に現在の路面コンディションでは、追い抜くのは明らかに非常に難しいだろうけど、何ができるかを見て、そこから挽回するつもりだ」とペレスは付け加えた。セルジオ・ペレス(13番手/1分25秒462)今日はかなり難しかった。バランスにかなり苦労したし、問題が多すぎてどれも解決できなかった。どのコーナーも違っていて、ここのコンディションはトリッキーだった。レースはまだ終わっていない。特に今のトラック・コンディションではパスするのは難しいだろう。明日は新しい一日で、スプリント・フォーマット全体でより良いパフォーマンスを発揮するチャンスがある」
全文を読む