レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、2023年F1第16戦シンガポールGPを13番手。Q2敗退の原因はエンジントラブルだったと語った。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとともにQ3進出を果たせペレスは、チームはまだ予選で何が悪かったのか理解していないと語った。
「今のところはね。何が起こっているのか見当はついているけど、すぐには何もわからない」とペレスは語った。ペレスは最終ラップのターン3でスピンを喫してタイムを伸ばすことができず、Q3進出まであとコンマ2秒というところでセッションを終えた。その後、ペレスはその走行中にパワーユニットに問題が発生したと語った。「前進することができなかったので、本当にがっかりしている。Q3進出を目指した最後のアタックでエンジンに問題が出てしまったことで、残念ながらQ3には進出できなかった」ペレスは、ここまでの週末を通して苦しんだバランスの問題について「どのコーナーもまったく違っていて、僕たちはツールをかなりいじくりまわしていた」と説明した。シンガポールのようなタイトでツイスティなトラックで、ペレスはレッドブルがいつものように順位を上げるとは思っていない。「金曜日のレースペースはとても強かったと思うけど、スタート地点を考えると難しいだろう」とペレスは語った。「でも、これがワンオグのものであり、ここから前進できることを願っている」セルジオ・ペレス「期待していたような結果ではなく、とても残念な予選になった。この週末はマシンに大きく変更を加えて挑んだけど、うまくいかなかったので、見直す必要がある。フリー走行(FP)1はいいバランスで、手応えがあったけど、FP2になると状況が一転してしまい、とてもタフなセッションになってしまった。いろいろと変更してみたものの、バランスの改善にはつながらなかった。コース上では何度も滑ってしまい、コーナーごとにマシンのバランスが変わってしまった。さらに悪いことに、予選Q2では最後にアタックできなかった。一番の問題は、ライディングの悪さだ。エンジンから来る振動がひどくて、マシンのコントロールを失ってしまい、さらに状況が悪くなってしまった。今日は本当に悔しくてたまらない。シンガポールは、追い抜くことが難しいストリートサーキットだ。明日はポイントが獲得できれば、最良だと思う」