F1モナコGPの予選は、カルロス・サインツJr.がセルジオ・ペレスに衝突し、赤旗のまま終了という劇的かつ予想外の形で優勝。母国のヒーローであるシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。予選最後のランで、セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)はポリティエでスピンを喫して、バリアにクラッシュ。丘を駆け上がってきたカルロス・サインツJr.は、イエローフラッグを目にするも止まることができず、停止していたセルジオ・ペレスの車にぶつかった。
カルロス・サインツJr.はこの事故について「ターン7に入ると、左側にイエローフラッグが出ていた。イエローグラッグを見てすぐに、前の車がクラッシュしていたと変わったけど、どこにいるのかは分からないものだ。彼がどこにいるのか分からないままコーナーに入らなけれんならない」とカルロス・サインツJr.は語った。「ブレーキを踏んで、コーナー半径をできるだけタイトにしようとした。とにかく彼を避けようとしていたし、ブレーキを強く踏んで、彼の車の後ろに軽く接触するだけですんだ。車をセーブできるなかで、かなりうまくセーフできたと思う。基本的にセーフする時間はなかったからね! でも、モナコでは起こることだ」それでも、カルロス・サインツJr.は2番手で予選を終え、スクーデリア・フェラーリはフロントローを独占した。「毎年モナコでは、誰かが僕の前でクラッシュするのが伝統のようだ」とカルロス・サインツは2021年のシャルル・ルクレールの予選クラッシュに言及した。「とにかく、仕方ないことだ、僕たちは2番手からスタートする。スタートには最適なポジションだと思う。明日は、雨が降っても、何が起こっても、どんなことでも起こり得る。そして、僕たちは良いポジションにいる」スピンとクラッシュの前に3番手につけていたセルジオ・ペレスは、事故の説明として週末を通してターン8で苦労していたと語った。「ターン8は、予選セクション全体を通して僕にとって難しいものだった。スロットルをかなり早く予想して得ようとしていたけど、スロットルに触れるとすぐに、リアタイヤがグリップしていないのを感じることができた」とセルジオ・ペレスは語った。「車のコントロールを失うまでスロットルであれこれやってみたんだけどね。そのあと、カルロスがぶつかってきたときには実際に驚いた。カルロスや残りのドライバーに申し訳なく思う。でも、ご存じのようにこれがモナコだ」心配なのはセルジオ・ペレスのマシンのダメージだ。後ろからバリアにヒットしたため、ドライブシャフトやギアボックスにダメージを与えた可能性もある。前年、シャルル・ルクレールは、予選でのクラッシュ後にポールポジションからレースをスタートできなかった。「見た目は悪く、特に後ろから見た目は悪かった。さらに悪化したのはカルロスからのヒットで、かなりのダメージがあった。でも、、見てみるつもりだ。明日に向けては大丈夫なはずだ」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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